DISPLAY

展示のルール

ギャラリーの展示方法

ウォールギャラリー・イベントスペースへ作品を展示するときのルールや、実際の展示作業の手順を紹介。

ウォールギャラリー・イベントスペース共通ルール

作品の搬入(展示作業)・搬出(撤収作業)は、当館スタッフの指示に従ってご利用者様側で行っていただきます。
必要な工具類はご持参ください。展示作業が不慣れな方は、有料の展示サポートオプション(スタッフ1名による展示作業補助)をご利用ください。

作品など大きな荷物を運び入れる場合は荷物用のエレベーターをお使いいただきます。
車で荷物を運び入れる場合、搬入口の予約が必要となりますので事前にご相談ください。

ピクチャーレールによる展示です

ピクチャーレール
壁面への展示はピクチャーレールとワイヤー・フックをお使いいただきます。
そのため額の裏に紐を張る、吊カンを付けるなどフックでかけられる状態にして持ち込んでください。
必ず耐荷重などをクリアした額装用の紐や金具をお使いください。

当館のワイヤーフックの耐荷重は1本12kgです。24kg未満であればワイヤーフック2本で対応可能です。
それ以上の重さの作品の場合は、対応したワイヤー・フックを持ち込んでいただければ展示可能です。ピクチャーレール側に付けるフックは許容荷重20kgのものがあります。

写真など紙の作品は裏打ち加工を推奨

当館は出入り口を開放したオープンスペースのため、湿度管理ができません。
写真などの紙類の作品は、湿気でヨレて波打ちが生じる可能性があります。

波打ちを防止するために、裏にバックシートを貼るなどの「裏打ち加工」を推奨しています。

釘打ちNG(壁に刺す器具はすべて使用禁止)

釘・画鋲・虫ピン・ネジなどを壁に刺すことはできません。
壁に傷や汚れが残った場合、実費を負担していただきますのでご注意ください。

額が壁を傷つけないように、クッションシールなどの使用を推奨します。
ひっつき虫や額縁用裏ゴムなどを使うとずれ防止にもなります。

作品の直貼りは剥がせる両面テープなどで

粘着タック写真など薄い紙による作品を直接壁に貼りたい場合は、剥がせる両面テープ・ひっつき虫(粘着タック)・マスキングテープ・パーマセルなどをご利用ください。
普通の両面テープを含め粘着力の強いテープは使用禁止です。はがせるタイプでも「強力」といった表記があるものは非推奨です。

壁と同系色のひっつき虫は壁に残ってしまう場合があるので、ダイソーなどで販売されている青い「粘着タック」の使用を推奨しています。

スチレンボードの壁への直貼りは非推奨です

スチレンボード(発泡スチロールの板)のパネルを壁に直貼りすると、湿気で反って落下する可能性が高いです。
比較的反りにくい商品としては「ハレパネ」がおすすめですが、館内は湿度管理ができないため「ハレパネ」でも落下する可能性があります。

スチレンボードのキャプションそのため反りの影響が出にくいキャプション(作品に添える説明文)などの小さなもの以外は非推奨です。

挨拶文などにスチレンボードを使う場合は、専用のボードフックなどを使ってワイヤー・フックにかけて展示してください。
もしA4以上のパネルを直貼りする場合は、自己責任でハレパネをご使用ください。

作品にスチレンボードを使う場合は、裏側に木枠などの下駄を付けるのがおすすめです。
反りの防止になりますし、木枠にヒートンや紐をつければワイヤー・フックにかけられます。

大きな音を出さないようにお気をつけください

コワーキングスペースとして営業中のことが多いため、できるだけ大きな音を立てずに作業を行ってください。
会話なども声のボリュームにご配慮ください。

梱包材はお預かり可能です

箱などの梱包材は、会期中のお預かりが可能です。
ただしスペースに限りがあるため、量が多い場合は一部を搬入後に一度お持ち帰りいただくことがありますのでご了承ください。その場合は、搬出時に再度ご持参ください。
搬出入時にでたゴミについては、持ち帰りいただきます。

心配な方は事前にテストも

写真やパネルの両面テープなどによる直貼りについては、事前にテストすることも可能です。
前もってご相談ください。

共通の壁面展示用備品

  • ピクチャーレール(TOSOのTシリーズ)
  • 専用フック(T/TCフック30F)×25
  • ワイヤーフック(パワーミニワイヤー自在100cm)×25
  • ワイヤーフック(パワーミニワイヤー自在150cm)×4
  • LEDスポットライト(温白色 3500K)×16
  • 脚立(高さ76cm 耐荷重100kgの踏み台)×1
  • 作業用折りたたみテーブル

パワーミニワイヤー自在は、1本のワイヤーに複数のフックを付けることができるので、1本で2つの作品を展示することも可能です。
ステンレスのワイヤーが目立つのが気になる方は、透明のナイロン製ワイヤーの持ち込みをおすすめします。ニトリでもテグス自在吊り(5kgまで)などが販売されています。

ウォールギャラリーのみのルール

通行スペースの確保をお願いします

ウォールギャラリー
ウォールギャラリーは、奥にあるイベントスペースへ向かう通路でもあるため、通行できるスペースを確保しながら作業を行っていただく場合がありますので、ご協力お願いいたします。

入り口付近のライトは移動できるスポットライトではなく、天井埋め込み型のユニバーサルダウンライトとなっています。

イベントスペースのみのルール

空間を自由に使えます

イベントスペース
壁面展示だけでなく、スペースを自由に使って作品を展示することができます。倉庫ドアの前は展示不可となります。
天井吊り下げのプロジェクターとスクリーンもご利用いただけます。

ギャラリーとして利用するときは土足での入場を想定していますが、カーペットを付けたままにしてスリッパでの入場とすることもできます。

イベントスペースで使える什器

展示台などに使う什器類は、基本的に持ち込みをお願いしています。
前もってご相談ください。

実際の展示作業

※土足エリアに直接作品を置きたくない方は、マスカーなどの養生資材をご用意ください。

平面作品の展示作業手順(例)

作業手順の一例として参考にしてください。

額を並べる

1.壁に立てかけて順番を決める

事前に考えた順番で作品を壁に並べ、イメージが違ったら並べ替えて順番を決定します。
間隔を決める

2.間隔など正確な位置を決める

コンベックス(メジャー)を使い、作品同士の間隔など正確な展示位置を決めます。
裏返す

3.額を裏返す

正確な位置を保ったまま、落下物がぶつかっても大丈夫なように裏にします。
壁にマスキングテープ

4.飾る高さを決めて壁に目印をつける

額の上部がくる位置にマスキングテープを貼って目印にします。中央を床から145cmにするのが一般的。
ピクチャーレール

5.ピクチャーレールにフックを取り付ける

額のセンターの真上の位置にフックを取り付けます。横向きに入れて回せばOK。
ワイヤーフック

6.ワイヤーフックをかける

ワイヤーをかけ、およその高さにフック部分を調節しておきます。
額の紐

7.紐にフックをかける

フック(長さ4.7cm)が額の裏に隠れるように紐の張りを調節しておくのがおすすめです。
ぐるぐるワイヤー

8.余ったワイヤーは額の裏でまとめる

ワイヤーが額の下からはみ出る場合は、裏側に隠れるようにビニールタイなどでまとめます。
水平を出す

9.水準器で水平をチェック

ワイヤーフックの位置を微調整して水平を合わせます。水準器があると便利です。
展示完成

10.スタッフが照明を調整して完成

スポットライトの調整はスタッフが行います。スポットライトの調光、ベースライトの調光・調色も可能です。

額のおじぎを軽減する方法

額のおじぎ
ワイヤーフックで作品を吊る展示では、どうしても額が少し前に傾きます。
ちょっとした工夫で傾きを軽減できるので、やり方を紹介します。

ワイヤーを壁にタッカーで留めてしまう方法が一般的なのですが、Space KURURUでは壁に刺す器具は使用禁止のためNGです。

板吊とコードフック

額裏の上部センターに金具を着けてワイヤーを通す

ワイヤーを額側に固定すると、壁にタッカーで留めるのと似た効果が得られます。重い額でなければ、粘着テープ式のコードフックで十分です。
クッションシート

額裏の下部に壁とのスペースをつくるためのシートなどを貼る

額の下部が壁と離れれば、それだけ垂直に近づきます。クッションシール、ひっつき虫、額縁用裏ゴムなどを使うと壁の傷予防にもなります。

フックを額の裏に隠さなくてもいいなら、額の上部に吊り金具を直接付けるという方法もあります。
タペストリーのように、紐を額上部で三角になるように付ける方法もかなり垂直になります。

何を優先するのか決めて、事前に準備しておきましょう。

搬出(撤収作業)について

ワイヤーにご注意ください

ワイヤーによる事故は特に撤去時に起きやすいのでお気を付けください。
作品を外すときに、ワイヤーがピクチャーレールのフックから外れて落ちてくることがあります。
ワイヤーを抑えながら作品を外すか、作品ごとワイヤーをピクチャーレールから外すとワイヤーが暴れません。
慣れていない場合は複数人で額を降ろしてください。

原状復帰をお願いします

原状復帰が基本となります。
壁面に何も無い状態にしてスタッフのチェックを受け、閉館時間までに完全撤収をお願いします。
閉館時間までに退出いただけなかった場合は延長料金をいただきます。

ひっつき虫や両面テープなどが壁に残らないように注意してください。

展示・撤去作業で出たゴミは必ずお持ち帰りください。
壁や床・備品・設備などの損傷については実費相当額を補償していただきます。