EXHIBITION
展示案内
本多俊一写真展「PLOUF」
2022.07.02-07.14
PLOUFとはフランス語の、日本語で言うと水滴が「ポチャン」と落ちる音を表したオノマトペです。
今回のシリーズはここ数年の間に撮ってきた中からそれぞれ特につながりがあるわけではない「とある風景」たちですが、その一枚の中に写っているモノや色などがきっかけに、水面にしずくが落ちて波の輪がゆれて広がるように、みる人の中に「なんとなくのなにか」が波及したら幸いです。
あるいは写真一枚一枚が隣り合うことでお互い予期せぬ影響をしあい、新な振動を起こしうるかもしれません。「写真を並べる」とは、かくもそういうパズルのようなもので、その風景はある日ある時たまたま実際に出会ったものなのに、切り取られて見せられるとその一枚や組み合わせから人間は不思議に勝手な解釈をしはじめるという面白さがあると思っています。
撮影者としての意図はさておき、鑑賞者の受け取り方もまた作品としての結果と思っていますので、ぜひ自由にご観覧ください。
本多俊一(ほんだしゅんいち)
タイトル | 本多俊一写真展「PLOUF」 |
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会場 | Space KURURU ウォールギャラリー |
会期 | 2022年7月2日(土)~7月14日(木)9:30~20:00(最終日15:00まで) |
休館日 | 会期中無休 |
入場料 | 無料 |
注意事項 | マスク着用、手指消毒、ソーシャルディスタンスの確保をお願いします。 風邪症状など体調の優れない方はご入場をお控えください。混雑した場合は入場を制限する場合があります。 |
PROFILE |
1981年愛知県生まれ。小学生の頃4年アメリカ:ヴァージニア州現地校にいたりしつつ、都立豊多摩高(谷川俊太郎や宮﨑駿と同じ)・尚美学園大学芸術情報学部 情報表現学科(1期生)卒業のち、芸能プロダクション付制作会社や教材映像制作の会社を経て、フリーランスに。現在、フォトグラファーを軸にしながらグラフィックデザインや映像制作の分野など各種クリエイティブを提供。得意な分野は主にモノと空間。デザイナーとしてのキャリアがベースにあるため線と面での平面構成に強みがある。 過去にはPHaT PHOTO写真教室にて専属講師なども経験し、2017年より吉祥寺で個人計画の写真教室「吉写」を開始(コロナの紆余曲折あって2022年にオンラインベースの新展開を計画中)また、海外での日本人展の企画(2016年~年に一回フランス・パリで開催)をきっかけにギャラリー団体として美術作家のマネジメントや企画を行うgalerie lieu lieuとしても活動している。 著書(共同執筆)に「Photoshop Lightroom CCで極める! プロの現像テクニックに学ぶ作品づくり(マイナビ出版)」がある。 |
WEBSITE | https://lotobooks.tokyo/ |
作品例
展示風景